難病からの…

ある日突然難病になりました。
ギラン・バレー症候群

転院

しばらくすると、旦那が戻って来た。

周りは見えないけど、ぼんやりと姿は見える。


「先生…なんて?…ヤバイ?」


そう聞くと、


「まだちょっと分からない」


「調べて…調べて…」

(携帯で今すぐ調べて‼︎‼︎)



呂律が回らなく喋るのも苦しいので、少ない言葉で言うのが精一杯だった。


今の私の状態今後。


全てが不安と、“難病“と言う言葉を聞いた瞬間から全てが真っ暗になった。


私はどうなるの?子供は…?


何も分からないまま時間を過ごした。


しばらくすると先生が戻ってきた。


「ここの病院、近くの病院、全て受け入れられないので、遠くになってしまいます。」


また先生がいなくなった。


色んな病院に電話をして受け入れ先を探している。


準備が出来た様で救急隊が来た。

再び救急車に乗り旦那も乗り込んだ。


後ろの扉を閉める寸前に先生が乗って来た。


「これから大変ですが、頑張って下さい!」

そう言って手を握ってくれた。


顔は見えなかったけど、その言葉の意味はその時は分からず、頷いた。


その先生のその言葉は人間味があり、今でも胸が熱くなります。


サイレンを鳴らしながら走って行く、音だけで

(あっ今大通りかな?)

など考えていると20分程で着いた。

再びストレッチャーで病院内に入ったが、目が見えなかったので、景色など分からない。


救急の部屋で待っていると神経内科の先生が2人ほどきた、

「目で追って下さい」そう言って何かを動かしていたが、涙が止まらず、見えない。


その間あとはハンマーで関節を叩く。


針見たいなもので肌を突く。

まるで実験されてるかの様で結果が気になる。


そして、振動する金属を体中に当てられ、

「これ分かりますか?」


首を横に振る。


胸に当てられ

「分かりますか?」

全く分からなかった。何をしてるんだろう?

謎ばかり。すると


「これは分かりますか?」


おでこに金属を当てられると、


「ブゥゥゥゥー‼︎」


驚いた。

骨が振動した。


おでこ以外体の感覚が分からなかった。

病名

朝7時頃目が覚めた。が、異変にすぐに気がついた。


(‼︎‼︎⁈‥‥身体が動かない‼︎)


‥目が…


「ああああぁぁー‼︎‼︎‼︎」


叫んだ。喋れない。見えない、動かない。


叫びながら泣いた。


旦那が驚き「ちょっと待ってて‼︎救急車呼ぶから‼︎」


私の叫び声を聞いた子供達も下に来た。

「どうしたの?」


「ママ具合悪いから病院行くから」


しばらくすると救急車が到着した。


旦那は昨日の事と紹介状がある事を言った

救急隊の人は「病院に連絡取ってみます」

といいしばらく待っていると、

「先生がまだ来てなくて、あと2時間程したら来るみたいです。このまま救急車乗って病院で、待ちますか?それともまた2時間後来ます」


「2時間後お願いします」


その間旦那は準備をした、私の父親を呼んだりしていた。

私はその間落ち着いていた。


時間が経ち再び救急車を呼んだ


救急車には旦那と父親が乗っていた。


救急車に乗るとすぐに脈拍や瞳孔の確認。


病院に着くと、ストレッチャーに乗ったまま救急のカーテンで仕切られているところで待たされた。

すぐに先生が来ると、瞳孔の確認、ハンマーの様なもので手首、足首、膝、肘裏などを叩いていく。


すると先生は



「旦那さん落ち着いて聞いて下さい。おそらくギランバレー症候群だと思います。難病です。」


そうさらっと先生が言ったのが聞こえた。



すぐに旦那と先生は何処へいった。


どのぐらい時間がたったのか。

私は


(聞いた事がない病名。難病…私はこのまま寝たきりなのか、障害が残るのか…死ぬのか‥)


何を考えても最悪な想像しかできなかった。

悪あがき

旦那が乗ってきた車のよこに車椅子を横付けして、支えて貰い車に転がり込んだ。


(何か食べておこう…明日はどうなるか分からない)


「ケーキとハンバーガー食べたい」

ドライブスルーによってダブルチーズバーガーのセットを注文してもらい、更にケーキも途中買って家へと帰った。


家へ帰ると旦那のお母さんが子供達と先に帰宅していた。


ソファーに座り携帯を開くと、職場の上司からLINEが来ていた。

この時は辛うじて、目を細めれば字がなんとか読めた。

「体調どうですかねー?今日呑み会だよ〜」


「今日救急車乗りました!」


「まじかー⁉︎ゆっくり休め‼︎」


私は悟っていました。医者は平気そうだと言うけれど、明日。私は明日動けなくなる。


感。


それから、全部が私の中で“最後“と儀式にしてました。


最後のケーキ。一口しか食べれませんでした。


最後のお風呂。


旦那のお母さんにも止められました。


まともに立つ事も歩くこともできなく危険だと。


それでも「入れなくてなるかも」と

床を這いつくばり、頭からシャワーを浴びました。目眩でフラフラするので壁に頭を何度もガンガンぶつけながら何とか終わり。着替えました。


そして子供達の笑い声を聞いて携帯で写メをとった。

(子供達の顔が見えない。見たい。)


写メだったら見えるかな…


目を細めぼんやりと姿が何となく分かる程度。


あぁ〜…怖い


ぼんやりと怖さが出てきた。

私は押し込む様にハンバーガーを飲み込んだ。

喉が詰まる。寝転がって食べてるからか。


嫌。違う。


明日が怖い。

その夜一階に布団を引いて

旦那と同じ部屋で寝た。

何故なら階段を上がれないのと、夜中もし何かあったら…

子供達は旦那のお母さんと2回で寝ていた。



後から聞いたら話し、私が呼吸が止まっていたら怖いと旦那は何度も夜中起きて呼吸を確認していたそうです。